施工進捗日記
動物愛護センター新築工事始まりました。
2017/12/14
皆様こんにちはいつも弊社のサイトにお越しいただき誠にありがとうございます。今日は「動物愛護センター新築工事」の進捗をお届けします。現場の状況説明の前に少し動物愛護センターのお話をさせて頂きます。川崎市のホームページで「川崎市動物愛護センター整備基本計画 」と検索するともっと詳細なことが書かれているのですが、今回は概略を抜粋させていただきます。『人と動物の共生する社会の実現を図るための中核施設として、動物愛護センターは、「いのちを学ぶ場」、「いのちをつなぐ場」 、「いのちを守る場」としての役割を担い、下記の 4 つの機能を果たすため、多様な主体と連携・協働しながら具体的な取組を実践する拠点とし、『動物を通じて、誰もが集い、憩い、学べる交流施設』として整備を行います。 』という文言が書かれています。川崎市が2016年度に殺処分した犬はゼロでした。犬の処分ゼロは4年連続。猫は4匹を処分したそうですが、この4匹は保護された時点でもうすでに生き続けることが難しい状態にあった苦渋の決断の上に行われたとの事。また、15年度より5匹も減ったそうで、ボランティアさんやセンターの職員の方々がどんなに努力をされているのかを数字からも理解していただけるのではないでしょうか。今は蟹ヶ谷にある同センターは社会情勢の変化により、当初の役割と現在の役割が大きく変わってきています。この変化に伴い建設後 40年が経過し、施設や設備の老朽化、狭あい化等により十分にその役割を発揮しがたい状況となっていることから現在建設中のこの場所に移し新たに動物の飼い主、飼養希望者、ボランティア、動物愛護団体、児童、生徒、大学生、動物病院、動物取扱業者等の他多くの市民等 が人と動物が共生できる社会を目指す新たな取り組みの中核拠点としての役割を担う為に作られるとの事です。無責任に捨てられたり、脱走して帰り道がわからなくなった迷子犬や野良になってしまった猫をボランティアさん達と協力し合い新しい里親さんを見つける等の活動をしてこれからも殺処分がなくなっていくように祈ります。またこの近隣には小学校や高校又川崎市内の中学校に給食を提供する中部学校給食センターがあります。近隣に迷惑をかけないように完成後も周辺の住民の方からも愛されるような施設になる様に熟考を重ね設計されているとの事、今から完成が楽しみです。(画像クリックで拡大します。)
10月末ごろから本格的に工事が始まったこの現場、前の建物があった時に使用していた杭の抜根作業から始まり今回の建物に使用される杭工事と並行して11月の初旬に現場事務所が完成、11月の末には杭の打設工事が終わり杭工事に使用されていた大型クレーの解体搬出作業が行われました。(画像クリックで拡大します。)
現在は、残土の搬出作業中です。ショベルカーで先日打った杭のあたりまで丁寧に掘られ大型ダンプに乗せられ搬出されていきます。(画像クリックで拡大します。)
これから建物が作られる範囲がこの深さまで掘られ残土が搬出されていきます。平成30年12月末日竣工予定に向けて工事は着々と進んでいます。同施設の開所は平成30年度中を予定されています。今日のところはここまでで、又次回に進捗リポートをお届けできたらと思います。最後までご拝読ありがとうございました。