施工進捗日記

門型フレームを使った「ビルトインガレージと大空間構造の家」の建築がスタートしました。

2011/05/27
みなさん、こんにちは、八木工務店の小原です。
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門型フレームを採用した「ビルトインガレージと大空間構造の家」の建築がスタートします。
今回の建築リポートは、スチールコネクターを使った木造軸組工法+門型フレーム工法で建てる「ビルトインガレージと大空間構造の家」です。建物の基礎工事から門型フレームの建て方やセルロース断熱工事、屋根工事、外装工事、内装工事など家が完成するまでをリポートしたいと思います。
また、このサイトをご覧になって、何か疑問になったことやお知りになりたい事がありましたら、どんな小さな事でも結構です、私、小原宛てにお気軽にお問い合わせ下さい。尚お問い合わせは、一番下にある「お問い合わせフォーム」をご活用下さい。または、お手紙、お電話、FAXなどでも結構です。

今回の建築は「CREATION/クリエイション一級建築士設計事務所」さまからのご依頼によってご縁を頂きました。関係者の皆様には日頃より温かいご支援を頂き心より感謝申し上げます。弊社社長以下社員一同さらに精進いたします。今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。

——木造門型フレーム構法とは——
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骨太い柱と大断面の梁(はり)を強靭なスチールコネクターを使って構造体を構築します。この構築されたフレームが門のような形状であることから門型フレームと呼んでいます。門のスパン(間隔)、または、柱と柱のスパン(間隔)は8メートルくらい開けることが出来るため、並列で2~3台のパーキングが悠々と出来ます。しかも安全性の高い構造が確保出来ますので、まさしくビルトインガレージには最良の工法かと思います。


ラーメン構造の木造門型フレーム
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普通の木造軸組工法(また、軽量鉄骨プレハブ)は図のように筋交いなどの
耐力壁を配置しなければならないため、大きな開口部を必要とするビルトイン
ガレージや大きな空間の構造は不可になります。

大断面の木造門型フレームの優位性
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1)大空間、大開口が容易に出来る。
2)大広間、車庫、店舗、事務所やスケルトンインフィル住宅が容易に出来る。
3)大きな広縁、吹き抜け、2~3台並列車庫などが容易に出来る。

特に、今回の建物は、大型車2台の駐車を建物の中に取り入れるビルトインガレージを
要望され、家族空間になるリビング、ダイニングも大きく、しかも吹き抜けは大空間の構造になってますので、通常の木造建築では構造的には無理なので、木造ラーメン構造の門型フレームを採用することになった。構造の安全性を確保するためにも門型フレームの採用は、正しい選択かと思います。現在6月中旬の棟上げを目指して、地盤の補強工事から基礎工事に入っています。
大空間のリビングやダイニングが欲しい、出来るなら屋根までの吹き抜けにしたい。車はビルトインガレージにしたい。お住まいのご計画をお考えの方には、今回の建物の構造体は一見の価値があるかと思います。ご関心のある方は、構造体の骨組みを是非見学にお越し下さい。八木/小原

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