施工進捗日記
木造門型フレームの家が棟上しました。
2010/01/14
みなさんこんにちは、八木の山本です。
木造門型フレームで建てるビルトインガレージの家の建築進歩状況をお届けしています。
建物の基礎工事から木造門型フレームの建て方や屋根工事、外壁工事、
内装工事など、家の完成までをレポートします。またご覧になった方で何か、
疑問になった事や知りたい事などがありましたらお電話やメール、お手紙でも
結構です。
私、山本までお問い合わせを頂ければどんな小さなことでもお応えします。
尚メールでのお問い合わせはサイトメニューのお問い合わせフォームをご活用下さい。
返事のメールは2~3日くらいの猶予を頂ければ大変有難いです。
また、建築中の建物の見学をご希望される方はいつでもご案内いたしますので、
ご連絡ください。
木造門型フレームの骨格
木造門型フレームは、
骨太の柱と大断面の梁はオリジナルのスチールコネクターに
よって堅牢な構造体が構築されます。この構築されたフレームが門(ゲート)
のような形状であることから門型フレームと呼んでいます。
また、門の柱と柱のスパンを8mくらい開けることが出来るため、
2台の並列パーキングが悠々と出来ます。正しくビルトインガレージには,
打って付けで安全性の高い構造になります。
木造門型フレームが構築され1,2階の構造体が組み上がった様子です。
画像クリックで拡大します。
木造門型フレームの構築はすべて現地(現場)で組み立てられます。
画像でもお分かりのように2階までを一つのフレームと捉えてますので、
柱は2階までの通柱を使用し、1,2階の構造梁はスチールコネクター
によってこの通柱に緊結されます。ズッシリと立ち上がった木造門型
フレームの骨組みは正しく頑丈そのもので初めて見る構造体の迫力には
圧倒されます。
画像は柱脚スチールコネクターによって柱が基礎に直結されています。
門型フレームの構造柱は柱脚専用のスチールコネクターを使って基礎に直結されます。
一般的な木造軸組工法の土台は基礎に埋め込まれたアンカーボルトによって緊結され、
柱はその土台に乗って組み込まれます。門型フレーム工法の柱はすべて、このように
基礎に直結されます。画像でお分かりのように、土台は120ミリの四寸土台ですが、
門型フレームの柱はその土台と比較しても桁違いに大きいです。むしろ柱と言うより
構造用の梁を柱に使っていると言った方がより理解できるかと思います。
門型フレームは柱も梁も格段に大きな大断面の集成材を使用しますので、大空間の
リビングや吹き抜けとロフトがある家など、広々とした空間の家にはぴったりの、
あつらえ向きの建築工法です。
次回の建築レポートは屋根工事や外部工事など、木工事もどんどん進んで行きます
ので、随時、報告して行きます。それでは次回まで。八木/山本