施工進捗日記

基礎の配筋工事が完了します。

2009/12/22
みなさんこんにちは、八木の山本です。
木造門型フレームで建てるビルトインガレージの家の基礎工事から完成までの建築進歩状況をお届けしています。これまでの進歩状況はサイトメニューの「施工進歩日記」をご覧下さい。またご覧になった方で何か疑問になった事や知りたい事などがありましたらお電話やメール、お手紙でも結構です。お問い合わせを頂きましたら2~3日くらいでお応えします。尚メールでのお問い合わせは、サイトメニューのお問い合わせフォームをご利用下さい。

先日から着手した基礎の鉄筋工事も明日で完了します。
今日の現場レポートは、ベタ基礎の鉄筋工事の様子を報告します。
新築の建物は木造軸組工法の3階建てで、しかもビルトインガレージの家です。


このビルトインガレージの構造は大断面の木造門型フレームが採用されますので、
通常の基礎と比べて格段に強化された基礎構造に設計されています。

%E5%B8%B8%E7%9B%A4%E9%82%B8%E3%83%BB%E9%89%84%E7%AD%8B%E5%B7%A5%E4%BA%8B%20002.jpg
写真は、木造門型フレームを受ける基礎になります。基礎のフーチン(底板)は通常の基礎と比べて深くしますので、コンクリートの耐圧盤が厚くなります。木造門型フレームを安定させるにはこのようにやり過ぎるくらいの頑丈な基礎にします。こうすることで建物全体の加重を安全に受ける事が出来ますので、安全性の高い建物になります。


%E5%B8%B8%E7%9B%A4%E9%82%B8%E3%83%BB%E9%89%84%E7%AD%8B%E5%B7%A5%E4%BA%8B%20001.jpg%E5%B8%B8%E7%9B%A4%E9%82%B8%E3%83%BB%E9%89%84%E7%AD%8B%E5%B7%A5%E4%BA%8B%20005.jpg

基礎型枠を浮かし型枠にすることで、立ち上がりコンクリートと耐圧盤を同時に打設することが出来ます。一般的な基礎は、耐圧盤と立ち上がりのコンクリートは、2回に分けて打設されますが、浮かし型枠工法は、打ち込みが一回で済みますので、耐震性などの強度、性能が飛躍的に向上しますので安全性の高い基礎になります。

%E5%B8%B8%E7%9B%A4%E9%82%B8%E3%83%BB%E9%89%84%E7%AD%8B%E5%B7%A5%E4%BA%8B%20003.jpg

写真は木造軸組構造のベタ基礎の鉄筋が配筋された様子です。
木造門型フレームの基礎と比べるとシンプルな基礎になりますが、
D13の鉄筋を使用して150ミリピッチの配筋ですから木造軸組の
基礎としては申し分のない堅牢な基礎が完成します。
(D13:鉄筋の太さを表します。13ミリの太さ)
次回のレポートはコンクリート打設の様子をお届けします。
それではまた。八木/山本