スタッフコラム
鳥居の種類ってどの位??
2016/07/13
皆さんこんにちはいつも弊社のサイトにお越し頂き、誠にありがとうございます。
本日は横浜市都筑区大棚町にあるグループ会社(株)菊池組の加工場にお邪魔しました。
こちらではコンクリート工事に使用する型枠や木工事に使用する木材の加工を行っています。
今日は八木工務店で請け負っている「神社の鳥居」の加工を見学させていただきました。
「鳥居」って一口に言っても様々な種類があって大きく分けて「神明鳥居」と「明神鳥居」の2種類に分類されるとのこと、今回は「明神鳥居」系の中の「靖国鳥居」です。靖国神社でみられることから「靖国鳥居」と呼ばれ、貫が円形ではなく四角の形状のものとなり、柱の外を突き出ていないのが特徴です。
この鳥居は靖国神社を代表するように「護国神社によくみられるものと言われております。
今回は木肌が美しい檜を使用しています。時間がたっても柱が割れたりしないように加工を施し丁寧に作られておりました。
担当された大工さんに「一番気を使っているところはどこですか?」と質問したところ
「仕口が美しく仕上がるように気を配っている」というお返事をいただきました。
写真を拡大していただくと見えるのですが、鉛筆で形状を写し取っている線が見えます。この線に沿ってノミで削りながら隙間の出ないようにピタリと合うまで何度も何度も写し取っては削るという繊細な作業が続きます。
わが社の大工さんは今では少なくなった「水車の車輪」までも手掛けることの出来る優れた技の持ち主です。今から鳥居の完成がとても楽しみです。