スタッフコラム
どんな間取りをお考えですか。
09/07/21
みなさん、こんにちは、設計の鹿島です。
毎日暑い日が続いてますが、お身体の調子は如何ですか。
熱中症にはくれぐれも注意なさって下さい。
久しぶりのコメントです。
今日のコメントは、家の間取りに付いての話をします。
家づくりをご検討なさっている方にちょっとでも参考になればと思ってます。
マイホームをご検討中のみなさん、家づくりは順調に進んでいますか。
間取りの設計の方は如何ですか。気に入った間取りが出来そうですか。
ところで、こんな間取りの設計どう思いますか。
以前に建築したお客様が検討していた家の間取り図です。
玄関に入ると、ホールと廊下があって、廊下と各部屋などはすべて、
きっちりと、ドアで隔てられています。
くり【庫裏】の設計を依頼されました。
こんにちは、設計の鹿島です。
お元気にお過ごしですか。
みなさんの所は、もう桜は綺麗に咲いてますか。
私達の神奈川は、ちょっと咲いたかなという感じで、花見は、
四月の4,5日の週末がちょうどいいかなと思ってます。
今回の話は、
あるお寺から、庫裏【くり】の設計を依頼された内容です。
くり、なんて言うと食べる栗のことと、思いますよね。
ここで、言うくりは、食べる栗と違うんです。
◆くり【庫裏/庫裡】: 住職やその家族の住む場所。住職とその家族が住む家。
設計中のこの庫裏【くり】はお寺内の敷地内の一角に建築しますが、敷地内には、
寺院などもありますので、全体の風景を考えて、調和のとれた建物に必然的に
なります。
設計がスタートして約四ヶ月になりますが、まだあと数ヶ月の期間は必要になるかと思っています。
建築の方はおよそ3年後くらいをメドに考えております。
建築に使う木材は、主にケヤキ、栗、檜などの銘木が使用されますので
これから木を吟味して、良いものを選択するには時間もかかります。
また、選んだ木材の乾燥にも時間をじっくり掛けますので、3年くらいは
どうしても、かかるだろうと想定しております。 八木/鹿島
家づくりで大事にしていること。
こんにちは、八木の小原です。
久しぶりです。
早いものですね。三月もあと、わずかで終わり、
いよいよ、新年度を迎えます。
四月はピカピカの一年生が、背中よりも大きなランドセルを背負っての
通学が始まります。もうすぐお目にかかれますね。
車を運転なさるみなさん、ピカピカの一年生を見かけたら
優しく誘導して下さい。よろしくお願いいたします。
今日は、私達が「家づくりで大事にしていること」をコメントします。
私達は、家も人と同じ生き物と考えて、家づくりを実践しています。
生き物であれば、すべて自然に呼吸をして生命を保っていますが、
いま改めて、呼吸していますなんて誰しも考えもしないことです。
家だって生きているんだから、いつも呼吸をしたい筈です。
その呼吸を阻止することは、家の健康には良くないのと、いろいろな弊害を
引き起こす原因にもなります。百害あって一利なしかと思います。
家が自然に呼吸するって、どんな家なの?
呼吸する家とは、機会装置を使わなくても、自然に透湿と調湿が出来る
家のことを、私達は「呼吸する家」と呼んでいます。
すき間が多く空気が自由に出たり入ったりしている家ではありません。
私たちが呼吸する家と呼んでいる家は空気ではなく、水蒸気のことを
言います。今日、家づくりで充分な気配りが必要なことに結露による
カビとシロアリの被害が上げられます。特に家の湿気は結露を引き起
こす原因になり、カビの発生源にもなっております、これらの余分な
湿気、(水蒸気)は家の天敵で、誰からも嫌われております。
水蒸気は自由に動き回る性質を持っていますので、この水蒸気の
移動を阻止してしまうと、水蒸気は逃げ場がなくなってしまい、家の
中で結露を起こします。
水蒸気(湿気)君が年中こんな信号を発信しています。
・私は結露したくて、してるんじゃないです。
・私を通せんぼするから、結露するんです。
・私は透湿させてくれれば、結露なんかしないです。
・私は外へ自由に出たいのです。
・それと、私は好きなように動き回りたいのです。
お願いだから、
私を通せんぼしないで下さい。
以上が、水蒸気君からのメッセージです。
【これは私の独り言で、水蒸気君と会話をしている様子です。】
ここで、二つの問題を提起します。
一) 人は-マイナス30℃の極寒でも結露しないのは何故なのか。
二) ログハウスは何故結露しないのか。
みなさんから、屈託のないコメントをお待ちしております。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
私のコメントは次回にします。
家の透湿と調湿は住む人の健幸と住み心地に大きな関わりを
持ってますので、これからも、この「呼吸する家」を大事にして
行きたいと思います。 八木/小原
橋の手摺りが完成しました。
こんにちは、八木の菊池です。
週末頃に、桜は綺麗に咲くかなと、期待してたんですが、まだつぼみがちょっと開いたくらいで、
満開は月末くらいになるのかなと思います。
前回は水車の完成報告でした。工務店で水車を造るなんて余り聞いた事がないと思いますが
私達には住宅以外にもこのような特殊な物を造れる腕を持った棟梁が数人おりますので、
請けることが出来ます。
【この手摺り工事をする棟梁は以前に遠野で水車製作を専門にしていた職人です。】
今度は”橋”の手摺り工事の完成報告です。
”橋”の手摺り製作は前回と同じく川崎緑化センターからのご依頼です。
緑化センターの直ぐ前にある木の橋の手摺りが、古くなったので新しくする工事です。
手摺りになる木は前回の水車と同じく、私のふるさとの遠野から取り寄せた無垢の赤松材を使って
手摺りが製作されました。
赤松は湿気や水に大変強く、耐久性がありますので、橋の手摺りには最良の材料かと思います。
今日の橋は、ほとんどがコンクリートかスチールで製作されていますが、昔の橋はみな、
木で造られていましたよね。昔、みなさんの故郷にも木の橋はありませんでしたか。
こうやって見ると、木の橋もいいもんですね。昔、故郷の川に架かっていた橋を思い出します。
お時間がありましたら、是非この手摺りに触れて橋を渡ってみてください。
また、桜の話に戻りますが、この緑化センターの直ぐ前に流れている川岸には、古くから桜の木が
植えられており、桜が咲くと川面は桜一色になり、それは見事な景色になります。
昨日までは、ご覧のようにまだ咲いていませんが、週末から四月の初め頃には満開に咲き誇って
くれるでしょう。
桜が咲くと川岸にはいろいろなお店が出ますので、休日は大変な賑わいです。
時間がありましたら是非、お花見にお出かけ下さい。
私も、週末には、花見に行ってみようと思います。また桜情報を報告いたします。
それでは、みなさん、お花見と良い春をお過ごし下さい。
【水車】の製作依頼がありました。
こんにちは、八木の菊池です。
お久しぶりです。みなさんお元気にお過ごしでしょうか。
朝と夜は、まだちょっと肌寒いですが、厳しかった冬の寒さも、
ここに来て、大分、和らいで来ました。
桜の花も南の方では、満開の時期を迎えているようです。
神奈川の方では、21日、22日くらいの週末頃になるかと思います。
ご覧のように、桜はまだ咲いておりません。
もうすぐ満開に咲いてくれるでしょう。
今年も、この三月が終わると、いよいよ新年度がスタートします。
四月から、新年度が始まりますので、この三月はそれらの準備で
大変忙しい時期でもあります。
新しく幼稚園や小学校に入園、入学されるお子さんをお持ちの
ご家族の方はその準備で何かとお忙しいですね。しかし、
我が子が健やかにに成長され、晴れ舞台の入園、入学を無事に迎えられたことは、
本当に感無量ではないでしょうか。目頭を熱くなさっている光景が浮かんできます。
お父さん、お母さん、入園、入学、誠におめでとうございます
新社会人としてスタートを迎えられたみなさん、健康にはいつも気にかけて下さい。
そして事故や怪我のないよう充分注意なさって、この一年、頑張ってください。
さて、今回の私のレポートは、ちょっと珍しい工事の報告です。
その工事は、なんと本物の水車を造る依頼です。
水車のオブジェやレプリカではありませんよ。
みなさん本物の水車を見たことがありますか。
画像クリックで拡大します。
これが完成した、正真正銘の本物の水車です。実際に水が流れ、動いています。
私達は住宅建築以外にも、このような特殊な建築も手掛けることが出来ます。
私は岩手の遠野で生まれ、15歳から大工の道に入ったものですから、私共の会社には遠野出身の棟梁が多いです。棟梁の中には家を造るだけではなく、このような特殊な技術(腕)を持った者がおりますので普通の大工では出来ない、このような特殊な水車の製作なども手掛ける事が出来ます。
水車を造る木は栗の無垢材です。栗の木は硬くて耐候性に優れているのと、水や湿気にも大変強いので、水車の材料には最良です。栗の木は私の田舎の遠野材を使用しております。最近では、あまり使われなくなりましたが電車の枕木はすべて栗の木を使用しておりました。昔の家は土台に栗の木を使っていましたが、最近ではコストが高すぎて、なかなか使いないのが実情です。本来ならこの栗の木を土台に使うと湿気に
強いので、家が長持ちするのとシロアリにも強いので家の土台には本当に良いんですけど、おいそれと簡単に使いないのが実情です。
都会育ちの人は、町に水車なんか、なかったでしょうから
見たこともないと思います。
地方出身の方は田舎の田んぼなどで見た記憶があると思いますが、
今では、地方でも、この水車を見かける光景がなくなりました。
この水車は川崎市の川崎緑化センターの施設内に設置されております。
川崎緑化センターは昭和21年に神奈川県農業試験場東部園芸指導地として設置され、
川崎市内の農業者に係わる農業技術等の向上に大きく貢献しています。
野菜の栽培、果樹の栽培、花の栽培などの試験栽培と技術講習の場として活用されている。
また、都市緑化植物園としても広く市民に愛されています。
この緑化センターは一般にも公開されていますので自由に入園することが出来ます。
ご家族でぶらっと散策するのも楽しいかと思います。その時には、
私達が製作した水車を是非ご覧になってください。